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【タバコの健康被害に関してよくある質問】
Q:世界保健機構(WHO)がタバコを吸うシーンがある映画を成人にするように各国に勧告したというのは本当ですか?
本当です。
映画の喫煙シーンがきっかけで、
タバコを吸い始める青少年が多いからだというのがその理由です。
Q:タバコの健康被害にはどのようなものがありますか?
気管支や肺に対する影響と血管や心臓に対する影響が主な健康被害です。
Q:気管支や肺に対する影響はどんな健康被害を発生させますか?
代表的な病気はCOPD(慢性閉塞性肺疾患)と肺がんです。
タバコの煙に含まれるタールは肺がんの発生リスクを高めます。
Q:喫煙は血管にどんな影響を与えるのですか?
ニコチンが吸収されると瞬間的に毛細血管が収縮するので、
血圧を上昇させ、血流を阻害します。
また、タバコの煙に含まれる一酸化炭素は、
動脈硬化の進行を早めて心筋梗塞や脳梗塞の原因になります。
Q:COPD(慢性閉塞性肺疾患)とはどんな病気ですか?
慢性気管支炎と肺気腫が併発する病気です。
喫煙以外に大気汚染のひどい都市などに長年住んでいるとなる可能性があります。
Q:肺気腫とはどんな病気ですか?
空気から酸素を取り入れる肺胞という細胞の機能がこわれる病気です。
一度失った機能は治療しても回復しないので、
肺気腫が進行すると日常的に酸素吸入をする必要が生じます。
Q:タバコを吸うと必ずCOPDになるのですか?
長年タバコを吸っていてもCOPDになるのは10~20%程度です。
しかし、なるかならないかをあらかじめ知ることはできません。
COPDになる体質の人は喫煙によって肺の機能が急速に低下して、
低下した機能は回復しません。
Q:喫煙者が肺がんになる確率はどれくらいですか?
喫煙者が肺がんになる確率は非喫煙者の約10倍といわれています。
Q:肺がんになる人は日本では年間何人くらいですか?
年間約6万人の人が肺がんになります。
その内、喫煙が原因とみられる人は男性が68%、女性が18%です。
Q:タバコを吸う本数が多いほど肺がんになりやすいのですか?
1日に吸う本数が多く、喫煙年数が長いほど肺がんのリスクは高くなります。
1日の喫煙本数 × 喫煙年数をブリンクマン指数といいますが、
この指数が400を超えると危険だといわれています。
1日40本以上吸う人なら10年でブリンクマン指数は400を超えます。
Q:女性のほうが男性より肺がんになりやすいというのは本当ですか?
吸う本数と喫煙期間が同程度なら女性の方が肺がんになる確率は高いと言われています。
Q:タバコを吸うと肺がん以外のがんのリスクも高くなりますか?
咽頭がん、舌癌、肝臓がん、大腸がんのリスクも高くなります。
Q:他人が喫っているタバコ(副流煙)も健康被害の原因になりますか?
医学的に明確なデータがあるわけではありませんが、そのように考えられています。
医師でもそれに反対する人はほとんどいません。
少なくとも同じ家で暮らす家族、
同じ部屋で仕事をする同僚への影響はあると考えるべきでしょう。
Q:禁煙外来は健康保険が適用されますか?
はい、適用されます。
Q:禁煙できる薬はあるのですか?
今、禁煙外来で使われているのは、
「チャンピックス(成分はバレニクリン酒石酸塩)」 という禁煙補助薬です。
禁煙の離脱症状(いわゆる禁断症状)を緩和するほか、
たばこを美味しく感じなくさせる作用があります。
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